工芸ビジネス展覧会、2021 工芸トレンドフェア@Coexが開催

 

2021年11月、江南Coexにて工芸トレンドフェアが開催されました。

16回目になる韓国工芸界では大きなイベントのひとつに、初めて行ってきました!
開催中に知れて本当に良かったと思うくらい楽しかったので、その様子を少しシェアします。

工芸トレンドフェアとは

공예트렌드페어는 공예의 가치를 발견하고 미래 지향적 발전을 통해 한국 공예 문화의 대중화, 산업화와 더불어 아시아 공예 문화를 선도하는 공예 전문 박람회 입니다.

工芸トレンドフェアは工芸の価値を発見し、未来志向の発展を通して韓国工芸文化の大衆化、産業化と共に、アジア工芸文化を先導する工芸専門博覧会です。

-2021工芸トレンドフェア公式サイトより

工芸トレンドフェアは政府の文化体育観光部が主催、韓国工芸デザイン振興院(KcdF)が主観する、工芸作家から小規模工房、企業や大学の工芸学科まで様々な個人・団体・企業が集まる工芸作品専門の博覧会です。

見本展示だけに留まらず、工芸作品の大衆化を目指し、B2C、B2Bビジネスのための広報プロモーションや販売促進の場を提供することを目的としています。
そのため誰でも一般観覧が可能で、その場で気に入った作品を購入することも可能。

今回で16回目となる工芸トレンドフェアは、320余りの出展者を迎え、昨年に比べて3倍以上の規模での開催となりました。

2021年は11月18日から21日までの4日間開催、入場料は現地支払で1万ウォン。
事前予約期間には半額ほどでチケットの購入が可能なようです。

韓国全国から集った作品の数々を一度に

ひとことに’工芸’と言っても、そこには陶磁器、ガラス細工、木工家具、服、繊維工芸など様々な分野があります。
このフェアではそのほとんどの分野から出展者が集まっているので、全てを紹介することはできませんが、目にとまった作品たちを少し紹介します。

工芸作品といえばの陶磁器はやはり出展数が一番多かったのではないかと思います。
宮中料理で使用されそうな真っ白な柔らかい形の食器が目立ったのですが、
重みのある渋い色の陶磁器も沢山の人の目を引いていました。

工芸フェアで매듭(メドゥプ)を見れたのは嬉しかった!
しかも普段からインスタでフォローしていた作家さんのものだったので、直接見れてとても刺激になりました。

工芸作品のセレクトショップを運営するSOLUNAのブースでは、ウイスキーブランドのバルヴェニーが韓国の工芸職人たちと行った’The Balvenie Makers Campain’の作品を集めて展示していました。

私が家に飾っている달항아리の作家さん、호우공방のブースをたまたま発見し、
作家さんに直接「家で飾ってます」と伝えられたのがとても嬉しかったです。

ネットで手軽に購入できる便利さもありますが、
こうして直接作家さんに会えて、作家さんの手から購入できる機会が私は好きだなぁと感じました。

韓服振興院が毎年行っている韓服ブランドのフェア’韓服商店のブースもあり、特にクオリティの高いブランドが集まっていました。
私の好きな송화한복もあって、直接見ても本当に本当に素敵だった。。
いつか송화の服を着て매듭のレッスンをするのが夢です。

私の好みで撮っているので伝統工芸品が目立ちますが、若手作家の今どきな作品もたくさんありました。
特に若い女性に人気だったのはこちらのニット柄のマグカップ。
直接編んだニットを使用して陶器にしてるとか・・?(素人にはよくわからないけどすごい)
マットな手触りとパステルカラーの優しい色味が可愛いですよね。

優秀文化商品の証’K-Ribbon’

一部ブースで誇らしげに掲げてあるこのマーク。
これはK-RIBBONといい、優秀文化商品に与えられる国家認証マークです。

우수문화상품 지정제도는 한국의 문화적 가치를 담은 우수문화상품을 지정하여 한복의 옷고름 모양을 딴 K-RIBBON 마크를 부착하고, 체계적인 관리와 브랜드마케팅을 통해 ‘코리아프리미엄’을 창출하고자 하는 제도입니다.

優秀文化商品指定制度は韓国の文化的価値をもった優秀文化商品を指定し、韓服の襟紐の模様をしたK-RIBBONマークをつけ、体系的な管理とブランドマーケティングを通してコリアプレミアムを創出するための制度です。

-K-RIBBONセレクション公式サイトより

各分野に関する振興院などの公共機関と、国家行政機関である文化体育観光部と農林畜産食品部による審査を経たブランドにだけ与えられるお墨付きの印なので、初めて韓国の工芸作品に触れる方、良いものを買いたいけどいまいちよくわからないという方はこれを目印にしてみるのもいいかもしれません。

もちろんこれがあるないに関わらず、どの作品も丹精込められて作られているので、心ときめく作品を見つけてみてください。

 

私のお気に入り作家さん

ここからはこのフェスを通して出会った、私が今後購入を考えている素敵な作家さんの作品たちを紹介します。

小盤作家 양병용(ヤン・ビョンヨン)

初っ端から失礼しますが、こちらの作家さんはフェスに来る前からずっと好きでしたw
でも作品を見れたのはたまたまだったからいいよね。。

一般的な小盤に比べて細めの、繊細なフォルムの小盤がとても美しいのです。。
とても丁寧で綺麗な造りですが、写真ではわからなかった手作り感も感じられてますますほしくなりました。

 

陶芸作家 윤석준(ユン・ソクチュン)

作品はもちろんですが、展示のセンスが抜群に良かった!
「この苔は毎日管理してるのかい?」とだけ聞いて去っていったおじさんにちょっと笑ってしまった・・そこ・・
作家さんは緊張した表情でしたが、その一言でちょっと和らいでました。

まるみのある柔らかな曲線の作品が特徴で、
赤色の作品はこのフェアで初めてお披露目するものだそう。
中央に金が塗ってあって豪華ですが、赤色が派手すぎないので普段の食卓でも十分使えそう。

お花柄の茶器でお茶会したい!!

 

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陶芸作家 서보문(ソ・ボムン)

ブランド名’白(SIROI)‘そのまんま、真っ白でこだわりの曲線を描いた陶器がとても美しかった。
器の底にかけた曲線の角度もこだわり抜いてるそうです(盗み聞き笑)

お箸置きになってる小さな壺、これにお花が添えてあるだけで幸せすぎる食卓完成・・・

いつか作品に見合うお料理を作れるようになったら我が家に迎え入れたいです(いつになるのやら)

 

 

フェアに訪れる日の朝、たまたまインスタで見かけた程度だったので、コエックスも家からは遠いし行くかどうかすごく悩んだのですが、もう一度行きたいくらいには大満足で楽しいフェスでした。
お金があればもっと楽しかったんだろうな笑

来年はしっかりお金を貯めて訪れようと思います!

 

参考 2021工芸トレンドフェア公式サイト2021공예트렌드페어 参考 K-RIBBONセレクションK-RIBBON