韓国でハサミのお手入れ。広蔵市場の’はさみおじさん’に裁ち鋏を研いでもらいました。

閨房工芸を始めるために購入した裁ち鋏。
使い始めて1ヶ月ほどですが、さっそく刃の引っ掛かりが気になるようになってしまったので、研いでもらってきました。

韓国製のトンボ印の裁ち鋏

鋏を研いでもらうこと自体が人生で初めて。
韓国となると余計どこに預ければいいのかわからないので、ネットで検索して一番最初に出てきた広蔵市場の’가위 할아버지(はさみおじさん)’にお願いすることにしました。

市場のお店は週末お休みが多いので、行く前に営業しているか問い合わせます。
土曜日に電話で聞いたところ、やはり週末はお休みとのこと。
おじさんが電話越しに「정말 죄송하고 감사합니다(本当に申し訳ないですが、ありがとうございます)と、とても丁寧に対応してくれ、これは絶対におじさんに研いでもらいたい…!!という気持ちが強くなったのでした。

とはいえ平日に市場に行くとなると有給休暇を使わなくてはならず…
なかなかタイミングがつかめないところで迎えた6月1日(水)、全国地方選挙で韓国は公休日に!

お店が閉まっていることを覚悟で東大門に向かったところ、運良くおじさんに出会うことが出来ました。

おじさんのお店は広蔵市場の布屋さんが集まっている通りにあります。

いつも降りるバス停から入るとすぐ見える만남의 광장’出会いの広場’
ここを清渓川方向にもう少し進みます。

 성진셔츠(ソンジンシャツ)の丸いピンクの看板を目印に、左へ曲がります。
写真右上の案内標識では東大門と書いてある方向です。

山積みになった布で細くなった道を、行き交う人達と譲り合いながら進むと、おじさんのお店が見えました。

え?どこにあるかわからないって?

ここですよ、ここ。

布の山の間に隠れた小さなお店。
가위할아버지(はさみおじさん)の仕事場です。

とても年期のある手作り看板。
店先にずらっと並んでいる鋏がなんともいい味を出しています。

優しい表情で座っているおじさんに鋏を渡すと、その場ですぐ研いでくれます。
5分もかからない間に、するするっと滑らかな切り心地を取り戻したのでした。すごい🥺

裁ち鋏のお手入れ代は3,500ウォン
当たり前のように現金を取り出そうとすると、おじさんが少し恥ずかしそうに「あの〜、あれ、カカオで送ったりはできないの?」と。
お会計は口座への送金をご希望のようです(もちろん現金での支払いもできます)。
最近では市場の支払いも口座振り込みが増えてきましたが、お店の方からお願いされたことは初めてなので、私も少し新鮮な体験でした。

まりのす
まりのす

市場でも食べ物系のお店はカード決済できるところもありますが、材料系の問屋さんは現金か口座送金だけのところが多いので注意です。

カカオペイでの送金完了の画面を見せると、私が首から下げているカメラを見ながら「いい作品たくさん撮りなよ」と笑顔で挨拶してくれました。

電話での印象通りの、とても優しい社長さん。
今後も裁ちばさみのお手入れは가위할아버지(はさみおじさん)にお願いすると決めたのでした。